四国動物医療センターブログ

スタッフの日常や病院からのお知らせなどを書いていきます。

お知らせ

獣医師の相馬浩晶が9月30日をもちまして退職致しました。
ご報告が遅くなり,ご迷惑をおかけする事をご容赦下さい。
よろしくお願い致します。

マダニについて

今回は、最近なにかと話題に取り上げられることの多いマダニについてです。

「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で注目を集めることとなったマダニですが、先日香川県でも亡くなられた方がでた「日本紅斑熱」の他、「ライム病」や「Q熱」などといったマダニが媒介する病気は以前から複数知られています。また犬では「バベシア」という寄生虫を媒介することは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。バベシアに感染してしまうと貧血を起こし、治療は長期にわたり、また再発することも多い厄介な病気です。

今では犬のダニ予防薬も種類が増え、従来からある首筋に薬剤をたらすスポットタイプや、飲み薬タイプもあります。これからの季節、外出する機会も増えることと思いますが、人にも犬にも恐ろしい病気を媒介するマダニの予防を忘れずにしましょう。

私達、人間のマダニ対策に関しては以下を参照して下さい。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html
(国立感染症研究所ホームページ)

「熱中症」について

春の陽気がだんだんと夏の厳しい暑さに変わっていくのを
感じる今日この頃ですが,皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は,暑くなり始めるこの時期に気をつけていただきたい
「熱中症」についてお話ししたいと思います。

〜熱中症とは〜
 ・体に蓄積された熱を体外へ逃がす事ができず,体温が急激に上昇した結果さまざまな臓器不全に陥ってしまう状態。

〜症状〜
・呼吸が荒くなる,ぐったりする,嘔吐,ふらつく,痙攣,大量のよだれなどで重症例は亡くなられる事もあります。

〜どんな時に起こるの?〜
・避暑地のない場所での飼育,炎天下での散歩,室内や車内でのお留守番 など

〜もし熱中症になったら〜
・すぐに体温を下げる処置を風通しのいい涼しい場所で行います。水を飲ます,体を冷やす(水をかける,濡れタオルをかける)
特に首周りや脇の下,内股を重点的に冷やしてください。
・上記の応急処置を行いながら病院に連絡してなるだけ早くお連れするようにして下さい。

〜注意点〜
・必ず涼しい場所にいれるようにしてあげて下さい。
・真夏の日中の路面温度は60℃に達する事もあります。散歩は朝の早い時間帯か夜遅い時間帯に行ってあげて下さい。
これは,真夏では夜まで路面の温度が低下しないので夕方の散歩でも危険な場合があります。
・犬猫ともに起こる可能性がありますが,鼻の短い犬種(フレンチブルドックやパグ等)は他の犬種に比較して熱を逃がしにくい犬種ですので特に注意が必要です。
・短時間でも車内でのお留守番はしないで下さい。

命に関わるとても怖い病気です。ご家族の皆様で十分注意して快適な夏を過ごしましょう。