スタッフブログ

スタッフの日常や病院からのお知らせなどを書いていきます。

専門医変更のお知らせ

当院の皮膚科を担当させていただいた岩崎利郎先生の海外赴任が決まり
2月から皮膚科を関口麻衣子先生が担当させて頂きます.

急な変更となり飼い主の皆様へご迷惑をおかけする事を
ご容赦くださいますようお願い申し上げます.

2015/1/25

退職のお知らせ

こんにちは。獣医師の鈴木ひとみです。
この度、私、6年間勤めさせていただいた四国動物医療センターを
12月末日で退職することになりました。
6年間、大過なく勤める事ができましたのも、
スタッフや患者様に恵まれたおかげです。
本来であれば、直接お別れの言葉をお伝えすべきですが、
この場をお借りして、挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。

2014/12/22

自然災害

こんにちは。獣医師の鈴木です。
近頃、台風や地震、噴火など自然災害による被害が多発しています。
災害対策の準備は人同様、愛犬愛猫も必要です。
準備なさっていますか?
今回は、災害に備えておきたい事〜猫編〜についてお話したいと思います。

災害時、迷子になった動物は、基本的には自治体が運営する動物愛護センターなどに保護されます。災害時は例外となるようですが、飼い主が見つからない動物は殺処分されることもあります。
香川県では、災害時に飼い主とともに動物が避難する同行避難が勧められています。香川県は、香川県獣医師会や穴吹看護カレッジが提携し、万一の場合に備えて、動物の保護場所や物資の確保などを行う予定にしているそうですが、さらに、自分たちでできる準備をしておくべきです。

まず備えておくべきものとして・・・
@非常食、飲料水
Aケージ、キャリーケース
Bトイレ、トイレ砂、ペットシーツ
C迷子札
D常備薬(現在服用されている子たち限定)
Eタオル、新聞紙、段ボール

@人間の食事とは違い、ペットフードの配給が行われるようになるのは、災害から1週間以上経過してからです。そのため、最低でも1週間分の非常食、飲料水を用意しておく必要があります。
猫は、警戒心の強い動物ですので、避難所などの慣れない環境では食事を取らない可能性も考えられます。普段から食べ慣れている食事を用意しておきましょう。保存のための密閉容器なども準備しておくとよいでしょう。
飲料水は、硬水ではなく、軟水を用意してください。硬水は尿石症を引き起こす原因にもなります。
A自宅を離れて避難所などで生活する際は、他の人に迷惑をかけない上に、他の動物たちの接触を避けるために、ケージやキャリーケースに猫を入れておく事になります。押し入れの奥ではなく、すぐに取り出せるところに置いておきましょう。
B避難先で困るのが、猫のトイレです。普段から使い慣れているトイレ砂やペットシーツを用意し、可能であれば持ち運び可能なトイレなどを準備しておくとよいでしょう。
C災害時は、パニックになる猫も少なくありません。逃げた猫を捕獲することは簡単ではありません。また逃げてしまった猫の飼い主探しはとても困難であるため、住所氏名の書かれた迷子札を常に首輪につけておきましょう。
D持病のある猫の場合は、常用薬の用意を忘れずに。